パパ塾のススメ

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Lesson4-5.塾に任すのではなく、塾を利用する

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塾から入塾について説明を受ける際、親が子供と一緒にその説明を聞いていると、なんだか塾に任せれば大丈夫そうな気持ちになってきます。
実際、最近の塾の学習システムはよくできていると思います。
ただ、塾も商売です。
志望校合格のためにと、多くの講座受講を勧めてきます。

 

しかし結局のところ、大学受験でうまくいくかどうかは子供本人の頑張りによるところが大きく、安易に塾任せにしてしまうと、子供本人にとって最適な形にはならず、いい結果に繋がらない可能性があります。
受験勉強の最適な形は子供によって違うわけですから、塾任せにしてしまうのではなく、塾に期待することをはっきりさせて、親はうまく塾を利用するぐらいの気持ちでいるとよいでしょう。
例として、筆者が塾に期待するポイントを説明していきます。

 

Point1.入試に関する情報入手と相談

やはり、まず塾に期待するのは情報ですね。
この点は塾に通っている人みんなに共通だと思います。
特に今は共通テストが始まったばかりだったり、コロナ禍での受験だったりしますから、入試に関する情報はとても気になるところです。
また、入試に関して気になることがあれば、塾は相談相手としても頼りになるでしょう。

 

Point2.学校よりも先行した学習

学校によっては、高校の3年間で教わる内容を2年生までに済ませてしまい、3年生は受験に向けての実践的な勉強をする進学校もありますが、もちろんそうじゃない学校のほうが多いと思います。
特に物理の電磁気、化学の有機などは、入試では重要な範囲であり、共通テストでも必要になるのですが、学校で習うのは3年生の後半です。
こういうところを塾で先行して学習を済ませておければ、過去問を使った勉強の際にも、学習済みの範囲かどうかを気にする必要がなくなり、入試レベルの勉強がしやすくなります。

 

Point3.モチベーションの維持

3年生にもなると、さすがに毎日勉強ばかりです。
徐々に過去問等の問題に一人で長い時間取り組むことが多くなってくるのですが、そうなってくると、勉強の質や量だけじゃなく、メンタルな面でもいい状態を保てるようにしていくことが重要です。
例えば、勉強の合間のちょっとした休憩や気分転換も、短時間でいい効果を得られるようにしていけるとよいですし、やる気が出るようなちょっとした刺激なんかもたまには欲しいものです。
もし同じ塾に友達がいたりなんかすると、上記のような面でいい効果があり、受験勉強に対するモチベーションを維持するのに、塾がいい役割を果たしてくれるかもしれません。

 

Point4.勉強する環境の確保

もし、何らかの理由で家では長時間勉強に集中ができないのであれば、塾は自習できる環境を必ず用意してくれていますので、単純に勉強する環境として期待することもできます。

  

もし塾に期待する内容が上記のようなポイントであるなら、塾から受講を勧められる講義をそれほど多く取らずとも、最低限の講義の受講で十分に塾から期待するものを得られるでしょう。

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