Lesson４－３．塾と学校はどちらを優先すべき？
学校の課題、学校のテスト勉強、部活、友達付き合いなど、ただでさえ忙しい高校生ですが、塾に入っている人も多いはず。
学校は進学校であればあるほど課題の量は多くなるでしょうし、塾は塾で志望校合格のために多くの講座受講を勧めてきます。
どちらも両方こなすにこしたことはないのですが、やはりどちらかを優先しなければ回りきらない時も出てきます。
例えば、学校の課題提出日もしくは定期テストが近いのに、まだ全然準備ができていない時とか、部活が極端に忙しくなる時期があって、その間だけは学校と塾を両立できないとか．．．
勉強の基本的なスタンス
上記のような場合、筆者は塾よりも学校を優先することをおススメします。
やはり毎日学校に通う高校生ですから、まずは学校で物事がうまくいくようにすることが一番です。
学校から出される課題はしっかりとこなし、学校のテストに向けた勉強もしっかりする。
それができたうえで、塾の勉強もする。
勉強の基本的なスタンスは、こんな感じがよいと思います。
授業に身が入らなくなる？
学校から出る課題は、受験に直接役立たないようなものもあります。
また学校のテストも、結果が受験に直接影響するわけではありません。
そうであれば、受験に直結する勉強を行ってくれる塾を優先したほうがよいと思われるかもしれませんが、それはちょっと危険です。
学校の課題やテストへの対応をいい加減にしていると、どうしても授業に対してまで徐々に身が入らなくなってしまいます。
学校より塾を優先することにより、予習・復習がおろそかになることで授業への関心が薄れたり、塾で頑張るから大丈夫という気持ちのせいで、授業を軽視してしまったりするためです。
学校の授業を無駄にしないことが大事
学校より塾の勉強を優先させたとしても、高校生である以上、学校には行き授業を受けます。
つまり、授業をどういう姿勢で受けようが、授業の時間は結構あるわけで、その授業が身に入らなくなるということは、時間を無駄にしているということになるわけです。
現役での合格を狙うのであれば、授業の時間を無駄にする余裕などはありません。
授業を受験に向け有効に活用するためにも、上で述べた勉強の基本スタンスが大事です。
充実した学校生活を
授業の時間が無駄になるだけならまだしも、もし学校自体が面白くなくなってしまいでもしたら、それこそ大変です。
高校生の学校で過ごす時間というものは、当の本人はなかなか気付かないでしょうが、実は長い人生の中で見ると、非常に貴重な時間です。
大学受験が大事であることは言うまでもないことですが、ぜひ高校の学校生活も充実したものにしてほしいものです。
↓↓↓ NEXT ↓↓↓
