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Step3-3.テストに向けた勉強

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定期テストが近くなったら、授業に合わせた勉強からテストに向けた勉強に切り替えましょう。

 

テストに向けた勉強を始めるタイミング

定期テストの準備には十分に時間をかけたいものです。
特に中学生の場合、進学のために内申を気にする必要があるのであれば、成績に影響を及ぼす定期テストは大事にしなければいけません。
体育や音楽等の実技教科についても、定期テストで筆記テストがあるのであれば、手は抜けないでしょう。
そう考えると中学生の場合、テストの3週間ぐらい前からはテストに向けた勉強を始めておきたいものです
定期テストの成績がそれほど気にならない高校生の場合でも、2週間前ぐらいには始めておきましょう。
一方、定期テストではなく、実力テストや模試のような、内申に影響しないテストの場合は、余裕があれば準備する程度でよいでしょう。
また、夏休み明け、冬休み明けの、長期休暇中の宿題をテスト範囲にして行われる課題確認のようなテストに対しては、時間は十分にあるはずなので、しっかりと準備をしておくようにしましょう。

 

まずはテスト範囲を把握

定期テストが近くなりましたら、テスト範囲が発表されていないか、ちょくちょく子供に確認をするようにしましょう。
学校によってはギリギリまで発表されないかもしれません。
そのような時は推測をしながらでも、徐々にテストの準備を始めていきましょう。

 

テストに向けた勉強で気を付けるポイント

日頃、パパ塾で授業に合わせた勉強をしていると、テスト範囲にはパパ塾で一度勉強した範囲がいくらか含まれると思います。
しかし、一度やった範囲についても油断してはいけません。
繰り返しによる定着が無いと、少し間があけば忘れてしまうものです。
特にテスト範囲の前半部分は、一度勉強してから日が経っているため、かなり忘れているはずです。
テストに向けた勉強では、前に勉強したけど忘れてしまっている部分を思い出しつつ、まだ未着手の部分についても勉強を進める、勉強のバランスが大事になります。

 

同じ問題の繰り返しよりも新しい問題を解く

テストの範囲について、1冊の問題集を繰り返すことを勧める人もいますが、筆者は一度解けた問題は繰り返さず、少しでも新しい問題を解くことを勧めます。
一度解けた問題とは、解答を見ずに自力で解けた問題のことを指します。
後ほど「パパ塾の基本」で述べますが、自力で解けなかった問題は、解答書を見て解き方を理解した後、後日必ず再トライします。
このように、自力で解けるまでは同じ問題の繰り返しをするのですが、一度自力で解けた後は、しばらく間があいたとしても、違う問題を解くようにしましょう。
つまり、テスト範囲について同じ問題集を繰り返すのではなく、1冊問題集が終わったら、次は違う問題集をやるようにします。
同じ内容を答える問題であっても、問題文に使われている表現や図が変わったりすることで、理解が浅いと解けなかったりするものです。
違う問題を多く解き、同じような内容であっても色々な角度から見ることによって、より本質が理解できていくと思っていただければよいです。

 

基本問題ばかりではダメ

せっかく勉強に時間をかけて多くの問題を解いても、それが基本問題ばかりではテストの結果に結びつきません。
基本がしっかり身に付いていればテスト本番でも応用できるはず、と思われるかもしれないですが、時間の制約もあり緊張もするテスト本番では、なかなかうまくいくものではありません。
基本を身に付けるために基本問題も当然やらなくてはいけませんが、パパ塾ではできるだけ難しい問題にチャレンジしておきましょう。
テスト本番で、いつもより簡単に思えるぐらいが理想です。
そう思えれば、テストではどの問題に対しても、解けるはずと思って問題に挑むことができます。
逆にテスト本番でいつもより難しく感じるようでは、試験中の焦りも一層高まることとなり、気持ちの上ではマイナスになることばかりです。

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