パパ塾のススメ

中高生の子供の学習をお父さんがサポート! パパ塾のノウハウをまとめ中!

Lesson5-2.親から子供への共通テストに関するアドバイス(二次試験とのバランス)

f:id:kake_kake:20210518000131j:plain

国公立の大学受験を考えている高校3年生は、まずは最初の関門となる共通テストに向けた勉強を頑張り始めます。
難関国公立大学に合格するには共通テストでかなりの高得点が必要になりますので、まずは共通テストに向けた勉強をしっかりしようという気持ちはよく分かります。
ですが、もし子供が、二次試験向けの勉強は共通テストが終わってから...なんて考えてしまっていたら、親から少しアドバイスをしてあげたいものです。

 

筆者の子供が理系なので、子供が理系の場合を例にしますと、二次試験では数学と理科の受験が必要です。
これらの教科の共通テストの出題範囲は二次試験の出題範囲に含まれますので、共通テストの勉強をしっかりやれば、それは二次試験に向けた勉強にもなり、一見無駄が無いように思えます。
しかし実は、二次試験の問題の難易度は非常に高いため、共通テスト向けの勉強をいくらしっかりやったとしても、それで二次試験の問題が解けるようになるわけではないのです。
二次試験の問題を解けるようにするには、多くの過去問を実際に解いてコツをつかむことと、何とか問題に食らいついて少しでも多くの部分点を取れるようにする粘り強さが必要になります。
そのためにはかなりの訓練が必要ですが、二次試験の問題は大問を1つ解くにもかなりの時間がかかりますので、とても共通テストが終わってから始めて間に合うようなものではありません。

 

高校3年生の秋頃に共通テスト向けの勉強が本格的になるのは仕方がありません。
しかし、それまでの春と夏、二次試験でも受験する科目については、共通テスト用の問題ではなく、できるだけ二次試験用の問題を使って勉強しておくとよいことを、子供にアドバイスしてあげるとよいでしょう。
共通テスト用の問題をいくら解いても、二次試験用の問題を解けるようになるわけではないのですが、その逆は別です。
日頃できるだけ二次試験用の問題に取り組んでおき、共通テスト用の問題を見た時には簡単に思えるぐらいになっておくのが理想です。

↓↓↓ NEXT ↓↓↓

kake-kake.hatenablog.com