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Lesson3-7.受験校の選定を親がフォローする場合の注意点

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国公立の第一志望、学力が思うほど伸びなかった場合、または、共通テストがうまくいかなかった場合のための第二志望・第三志望、中期日程・後期日程で受ける大学、滑り止めのために受ける私立大学、これら全てを色々と調べ上げたうえで決めるとなると、かなりの手間がかかります。
そのため、受験勉強に忙しい子供に代わって親が、大学の学部・学科、偏差値、選抜方式、必要となる受験科目、キャンパスの場所等を調べ、受験する大学の候補案を用意してあげれば、それは子供にとって大きな助けとなるはずです。
ただ、その場合、気を付けないといけないことがあります。

 

調べた内容、検討した内容は子供とよく話しましょう

親が受験校の候補を用意したら、調べた内容、検討した内容について、子供とよく話をしておきましょう。
どうしてその大学を候補に選んだとか、学科にはどういうものがあってどれがよさそうとか、選抜方式が複数あるけどどれにしようとか、そういった話です。
このような話を子供とちゃんとしておかないと、例えば子供が模試で志望校の登録を行う際、どれを登録すればいいのか自分ではよく分からない、なんてことになりかねません。
模試で志望校を大学コードで登録する際は、大学の学部・学科だけではなく、希望する選抜方式の情報も必要だったりしますので...。
模試ならまだいいですが、もし本番で子供が自分の出願内容を把握しておらず、受験当日にトラブルがあったりなんかしたら大変です。

 

フォロー時に親が気を付けること

親がしっかり時間をかけて調べ検討した受験校の候補は、高校生の子供が考えたものよりも思慮深いものになるかと思います。
また、子供は大学のことを調べる手間が省けた分、勉強のほうに時間をかけられます。
しかし、いいことばかりではありません。
本来は子供が自分で大学を調べ、それが勉強へのモチベーションに繋がるのでしょうが、親が助けてあげた場合にはそれが無くなってしまいます。
親は受験校の候補案を子供に伝える際、子供のモチベーションが少しでも高まるように気を配るといいでしょう。
また、伝え方によっては押し付けのようになってしまうことも考えられますから、その点も十分気を付けましょう。
基本的に情報収集と案を用意するまでが親のフォローの範囲で、最後に決定をするのはあくまで本人です。

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